【パレットプラザの○○な人】第4回:リニューアル後進化を続けるパレットプラザ公式Instgramにご注目!”中の人”はこんな人です!

全国に200店舗近く展開する「パレットプラザ」の個性輝くオーナーやスタッフを3回に渡って紹介してきた本特集。最後は特別編として、パレットプラザ公式Instagramのご紹介をさせてください。
ありがたいことに、「最近、雰囲気変わったよね」なんて評判をちらほら聞くようになったパレットプラザ公式Instgram。実はそこには、半冬眠状態だったアカウントを動かした立役者の存在がありました。その“中の人”Sさんを、ライターさんに取材していただきました!
「受信者側の視点」を常に考える
今回の主役であるSさんは、社会人4年目となる2024年4月に、プラザクリエイトにSNS担当として中途入社。着任早々、会社全体のSNS戦略運用を任されることに。同年5月には早速、担当アカウントの一つであるパレットプラザ公式SNS(X・Instagram)のリニューアル計画を始動させていきました。
日々の投稿、リール投稿、キャンペーン等、種類は違えど、「受け手の視点に立った情報発信」を大切にしてきたと振り返ります。

私が担当になったばかりの頃は、アカウントの更新が2年ほど滞ってしまっていた状態でした。それにも関わらず、1,500人ほどの方がフォローしてくださっていたんです。まずはこの、待っていてくださった方々の思いに応えたいという一心でした


その取り組みの結果は、この半年間で増えた1,000人以上のフォロワーに現れています。


一体Sさんは、どんな仕掛けを施したのでしょうか?まずは経歴から紐解いていきます。
未経験からSNSマーケティング職の道へ
SさんがSNS運用に興味を持ったのは大学生の頃。メディアの勉強をしていましたが、韓国のエンタメ業界のマーケティングにYouTubeとSNSが活用されていることに着目し、研究対象としたのです。
就職先もSNSマーケティングを担当できる企業を探していましたが、就職活動を行っていた2020年はコロナ禍真っ只中。思うような会社が見つからず、ひとまずIT企業でエンジニアの道を進むことに。
しかし、Sさんは諦めませんでした。
社会人2年目の2022年から、SNSマーケティングが学べる夜間学校に入学。日中は会社で働き、毎週水曜日の夜7時から10時まで講義を受け、土日はSNS運用の企業のインターン活動に時間を費やしました。



夜間学校でSNSに関する一通りの知識を身に付け、それをインターン先で実践する。これを繰り返した経験が今でもすごく役立っています
SNSに関する学びと実践を積み上げたSさんは、本来の希望を叶えるため、転職活動を始めます。そこで巡り合ったのがプラザクリエイトでした。
転機となったフォロワー参加型のフォトコンテスト
プラザクリエイトに入社し、念願のSNS担当となったSさん。まずはパレットプラザの客層をヒアリングして、アカウントのターゲットを再設定し、試行錯誤しながら様々な企画を実施していきました。





フォローしてくださるということは、パレットプラザに興味・関心がある方々だと考えたんです。だからまず、パレットプラザでできることや、お得なキャンペーンの情報を中心に発信することにしました
しかし……



反応は今ひとつで。毎日投稿を継続するも、もしかしてニーズにマッチしていないのかなと迷い始めた時期でした
そんな中、一つの企画がヒットしました。それが「夏のフォトコンテスト」です。




2024年夏に開催されたフォトコンテストで、入賞者には賞品としてAmazonギフト券やフィルムカメラのほか、応募作品を使用したパレットプラザのフォトグッズが贈られました。これが、思いの外、Instagramユーザーの心を掴んだようで……。



開始前は200件くらいの応募を見積もっていたんですが、実際はなんと1409件。予想を7倍も上回る反響に、信じられない気持ちでした
この企画を境にフォロワー数は一気に増えました。さらに入賞者の多くが、自身のアカウントに賞品として寄贈されたパレットプラザのフォトグッズが届いた様子を喜びのコメントと共に投稿してくれたそうなのです。その投稿を目にして「この企画をやって良かった」と、やっと安堵感を覚えることができたのだとか。
この夏のフォトコンテストの成功を受けて、10月には「フォトグッズモデルコンテスト」、11月には「家族自慢フォトコンテスト」と、フォロワー参加型の企画を立て続けに開催。中でも、応募写真からフォトグッズを制作し公式Instagramで紹介、その後応募者にプレゼントする「フォトグッズモデルコンテスト」は、15人の入賞者枠に対して200件以上の応募が来るほどの大盛況となりました。
そう、「フォロワー参加型」が、成功のキーワードとなったのです。
「つい見ちゃう」を意識した投稿を心がけるに
フォトコンテストのようなフォロワー参加型の企画以外にも、パレットプラザの公式Instagramには、写真の撮影テクニックや、スマートフォンのカメラ機能の設定方法など、写真に興味があるフォロワーのかゆい所に手が届く、お役立ち投稿が数多く並びます。



振り返って見ると、サービスの紹介投稿などは、自分たちがアピールしたいことの発信になってしまっていたのかなと
そこに気がついてからは、発信内容の方向転換を図りました。



フォロワーさんがつい見ちゃう投稿とは何なのか、と少し切り口を変えて考えてみました。例えば、カメラに興味があるけれど、まだあまり写真のスキルがない人にとっては、スマートフォンが最も身近な撮影アイテム。だったら、スマートフォンでもっとうまく撮る方法を知りたいのでは? とお役立ち情報としてまとめてみることにしたんです




「準備は簡単ではないけれど、お役立ち投稿は続けていきたい」とSさんは話していました。
次なる目標は、更なる動画の活用!
最近、リール投稿も増やし始めたというパレットプラザInstagram。これを皮切りに、さらに動画コンテンツを拡大していきたいというのが今後の展望だそうです。
アカウントの担当者も徐々に引き継ぎを行い、Sさん自身は今後プラザクリエイト全体のSNSアカウント統括に注力していく予定なんだとか。



パレットプラザのSNS運用に携われたことは、私にとって大きな学びとなりました。この経験を活かして、これからはプラザクリエイト全体のアカウントを盛り上げていけたらいいなと思います!
今回の取材の中で「見てくれる人にとって面白いアカウントにしていきたい」と繰り返し言っていたSさん。パレットプラザをはじめとするプラザクリエイトのSNSが、これからどんな面白いアカウントに成長していくのか、楽しみです!
プラザクリエイト各サービスの公式Instagramご紹介
※S担当分
(この記事の取材・執筆者)


溝川みか
東京都出身。大学卒業と同時に栄養士免許取得。食品メーカーでの勤務経験を通して「良いものをより多くの人に伝えたい」という想いからライター業を始める。現在は食分野をメインに経営者インタビューや取材記事、コラムを執筆中。
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