初夏のグランピング特集：写真屋さんがグランピング!? プラザクリエイトが手がける本気の宿泊施設『伊勢志摩BASE』へ行ってきました！

初夏・到来！待ちに待ったアウトドアシーズンが来た！
というわけでマガプラ６月号では、「グランピング祭り」と称して、特集記事とキャンペーン連動企画を開催中！特集記事では、ライターさんご家族の初めてのグランピング体験を4回にわたりお届けします。さて、どのような旅となったのでしょうか？6月特集第1話スタートです！

──好奇心いっぱいの息子を連れて、三重県の伊勢志摩へ。はじめての釣り体験にドキドキしつつも大興奮！子連れ旅行のリアルなハプニング＆成長を、本音でレポートしていきます。──

目指すは『伊勢志摩BASE』！ 親子の小さな冒険スタート

「パレットプラザ」といえば、昔からある街の写真屋さんのイメージではないでしょうか。写真を現像してもらったり、年賀状やフォトブックを注文したり……。今はデジタル時代だけど、何かというと頼りたくなる存在ですよね。

このパレットプラザ、実は「株式会社プラザクリエイト」という会社が運営しています（このオウンドメディアを運営しているのもそう）。

プラザクリエイトは、写真関連だけにとどまらず、

• 古いビデオテープをDVDに変換してくれる「なんでもダビング」
• 保育園や小学校で大活躍の「おなまえシール＆スタンプ」作成サービス
• 手軽に本格DIYが楽しめる「つくるんです®」シリーズ

……などなど、「あれ、何屋さん？」と思ってしまうくらい、手広くユニークなサービスを展開しているのです。

でも今回、私の中で“プラザクリエイトってスゴいかも”と本気で感じたのが、まさかの「グランピング施設」を運営していること！長野県と三重県の２ヶ所で運営しているのです。

実は今回ライターとして三重県の『伊勢志摩BASE』の体験取材を依頼されたのですが、話を聞いた時は「えっ、あの写真屋さんがグランピング!?」と耳を疑いました。

でも、ホームページで調べれば調べるほど、これがちゃんとしているのです。というか、めちゃくちゃ良さそう！

「ぜひ家族で」ということなので、夏休みの家族レジャーの視察もかねて現地に行ってみることに！（ただし夫は仕事の都合で参加できなかったので、マガプラ社外編集長が代役を務めてます）。

まずは釣り体験！「賢島フィッシングパーク・海遊苑」へ

今回の体験取材は父・母・小学一年生の息子の家族3人（という設定）。息子（本物ですよw）がまた、なかなかの“クセつよボーイ”でして……落ち着きゼロ、偏食強め、こだわり強め。でも「旅行」は大好き！ 楽しむテンションだけは一人前！

そんな息子が、初めてのグランピングでどんな反応を示すのか？ いつも元気な息子の新たな側面が見られると嬉しいなぁと思いつつ……伊勢志摩の旅はスタートしました。

4月中旬の、ぽかぽか陽気に恵まれたとある日。名古屋方面から車を走らせた私たち擬似家族が、伊勢志摩BASEにチェックインする前に目指したのは『賢島フィッシングパーク・海遊苑』。

こちら、天然の海を活かした釣り堀で、季節の魚を気軽に釣ることができるのだそう。ここで釣りを楽しみつつ、夕食のおかずをゲットしよう！ という欲張りな計画です。

ところが、ナビ通りに向かっているものの、途中から「え、本当にこの道？」と疑いたくなるほどの細い道へ。運転に不慣れな方はちょっと注意かも。

ようやく駐車場に辿り着き、車を停めて少し歩くと……ぱあっと視界が開けて、目の前に青く輝く海が！

思わず親子で叫んでいました。

まるでCMのワンシーン。

これは絶対楽しい旅になると確信！

でも、その一方で、ふとよぎる不安。

釣り初心者でも大丈夫！陽気なご主人の神サポート

そう、実は家族全員釣り未経験。私に至っては、釣り餌が虫だったら即ギブアップ（断言）。

でもそんな不安を吹き飛ばしてくれたのが、ご主人の中北さん。日に焼けた顔がTHE・釣り人！ といった雰囲気で、会うなりこう語りかけてくれました。

しかも、餌は虫じゃなくて小エビ！ これなら大丈夫。というか、ぷりぷりで美味しそう!?

まずは息子が挑戦。竿の持ち方から餌のつけ方、引き上げるタイミングまで、横で中北さんが丁寧に教えてくれます。

最近は人間関係でもあまり干渉しない風潮ですが、それとは真逆のあたたかいサポートに心がほぐれていきます。

ところが──。

魚が苦手で、普段は見るのも怖がっている息子。最初こそ頑張って釣竿を握りましたが、途中でギブアップ！

でもせっかくの釣り体験、誰かがやらなきゃ……。（夫役の社外編集長を見ると、俺も無理無理！と言わんばかりに激しく顔を横に振っています）

よし、ここは母である私がリベンジしましょう！

でも、本当に今まで釣りをしたことがないんですよ。最初は魚が餌をつついているかどうかもわからず、「ほら、ブイが下がってる！」と中北さんに指摘される始末。で、慌てて竿をあげると……見事に餌だけ食べられていました。

そんなことを繰り返し、「やっぱり無理かも…」とあきらめかけたその時、私でもわかるほど大きな引きが。

「合わせる」とは、魚がエサに食いついたタイミング（アタリ）で、竿を使って糸を引き、針を魚の口にしっかりと掛けること。素早くこの動作を行わないと、針が魚の口にしっかり刺さらず、バラし（魚が途中で逃げてしまうこと）の原因になるのだそうです。

無我夢中で竿を引くと、グンッと竿を引っ張る衝撃が腕に伝わってきました。え、これってまさか？

中北さんの教えに従い、しばらく魚が泳ぐに任せていると、少しずつ魚の姿が水面に近づいてきました。

お、大きい！

夫役の社外編集長が、タモ（魚をすぐい上げるための網）を用意して待ってくれています。そこまで竿を引っ張って誘導し、なんとか網の中に誘い込むと……。

30センチはあろかという真鯛をゲット！　

こんな大きな魚が釣れるとは正直思っていなかったので、思わず「私、やればできるじゃん！」と叫んでしまいました。新しい成功体験って、大人になっても興奮するものですね。

そして、ビチビチ跳ねる鯛を見た息子が、まさかの一言。

えっ、魚嫌いじゃなかった!? 刺身なんて、いつも見向きもしないのに。

これには、母として、魚が釣れたことより感動しました。

釣った魚はその場でさばいてもらい、夜のBBQの食材に！

釣った魚は、釣り堀に併設する食堂の調理場で中北さんがさばいてくれました。

特別に調理場に入れていただき、間近で見せていただきましたが、思わず見入るほど鮮やかな包丁さばき。聞けば、以前はマグロの解体もしていたとのこと。まさにプロの技です。

釣りってハードルが高いイメージがあったけど、こんなに楽しくて、気軽にできるなら、またやってみたい！ 心からそう思える場所でした。

中北さん、本当にありがとうございました！

次回は、いよいよグランピング施設『伊勢志摩BASE』にチェックイン！ 本当に子連れで楽しめるのか？ おしゃれなだけじゃないの？（疑い深いワタシ）

泊まるからこそ分かる“リアルな感想”を、次回も本音で綴ります どうぞお楽しみに！

（第２話へ）

---