みんなのエコな失敗談大集合!「完璧じゃなくてもいいじゃない」のススメ

6月は環境月間!国連が定めた世界環境デーと合わせて、日本でも6月5日を「環境の日」、そして6月を環境月間としています。環境保全に関する様々な行事やイベントが開催されることから、エコへの意識が自ずと高まる月です。
「エコ」と聞くと、なんだか完璧にやらなきゃいけないような気がしてきませんか?でも実際は、みんなそれぞれに「やらかし」を経験しながら、少しずつ環境にやさしい生活を心がけているものだったりするものです。
そこで、地球にやさしくしたいけれど、なぜかうまくいかない。そんな「あるある」体験談をプラザクリエイト社内と「マガプラ」編集部、他で大募集したところ、思わずクスッと笑ってしまうエピソードが続々と集まりました。記事の最後にはあなたの「エコ失敗タイプ」を占う⁉お楽しみ企画も。広い心で、ゆる~くお楽しみください!
【エコバッグ迷走編】買い物袋をめぐる涙ぐましい努力
01 エコバッグを持っているのに…
投稿者:ニコくん(55歳・男性)
「買い物に行ったときに、エコバッグを持参しているのに、レジで『袋はどうされますか?』と聞かれると、『お願いします』と袋を買ってしまう。よくやってしまいます」
この「あるある」、きっと多くの人が経験しているのではないでしょうか。せっかくエコバッグを持参したのに、レジでの一瞬の判断で結局レジ袋を購入してしまう。家に帰ってから「あ〜、またやっちゃった!」と、たまったレジ袋の山の前で頭を抱える光景が目に浮かびます。
02 エコバッグコレクター化現象
投稿者:みどりん(30代・女性)
「『レジ袋使わないぞ!』とエコバッグを常に持ち歩くようにしていたら、旅行先などで可愛いエコバッグを見つけてつい購入→気づけば家にエコバッグが10枚以上。よそ行き用エコバッグ・汚れてもいいエコバッグなどなど、エコバッグにも一軍・二軍がありますww どっちがエコなんだろうww」
エコを意識すればするほど、気がつけばエコバッグが増殖していく不思議な現象、誰か名付けて! でも用途別に使い分けたくなる気持ち、とてもよくわかります。
03 意地のレジ袋断固拒否作戦
投稿者:がんばりーず(20代・女性・学生)
「例えエコバッグを忘れてもレジ袋は意地でも買わないようにしています。ショッピングセンター内での買い物の際、1店舗で買い物の度に両手いっぱいに抱え→車に置きに行く、というとてつもなく無駄な行動に走ることも。素直に大きめの袋を一つ買えばいいものを…」
この徹底ぶり、ある意味すごいです!確かに、車と店舗を何往復もするのは時間も体力も消費大きそう。良い運動にはなりそうだから、たまにだったらいいのかも?
【食べ物もったいない精神編】フードロス削減への熱すぎる思い
04 スイカの皮まで愛そうとした結果
投稿者:やすえちゃん(30代・女性)
「普段からフードロス削減のために、野菜の皮や葉も無駄なく食べることを意識しています。数年前、食べた後のスイカの皮まで勿体ないと思うようになり『スイカの皮の煮物』を出したら、家族ドン引きで誰も食べてくれませんでした…」
フードロス削減への意識は素晴らしいのですが、さすがにスイカの皮は家族にとってハードルが高すぎたようです。気持ちの尊さにはあっぱれを送りたい!
05 冷凍庫が骨だらけ事件
投稿者:いかぽん(50代・男性)
「魚を食べた後の骨でダシをとろうと取っておいたら冷凍庫の中が骨だらけになって妻に怒られた…」
出汁を取るという発想は素晴らしいのですが、冷凍庫が魚の骨で占領されてしまっては本末転倒。奥様の怒りも理解できます…。
【節約・節水チャレンジ編】コスト削減が招いた思わぬ代償
06 お風呂の残り湯活用でギックリ腰
投稿者:やすえちゃん(30代・女性)
「水道代節約のために、お風呂のお湯を洗濯に活用しています。日々のバケツリレーで腰に負担がかかり、ある日『ギックリ腰』になって病院通いをしました…」
節水のためのバケツリレーが、まさかの医療費につながってしまうとは。体を大切にしながらエコ活動をすることの重要性を痛感するエピソードです。
実は、お風呂の水のバケツリレーはよくある光景のようで……
07 進撃の巨人の「始祖」再来?
投稿者:ユミルの民(40代・女性)
「昔、残り湯を洗濯に使っていたのですが、給水ポンプは衛生的に抵抗があり、1杯ずつバケツで運ぶという一人バケツリレーを毎日していました。進撃の巨人・始祖ユミルが何千年もバケツで砂を運んで巨人をつくるシーンを見たとき、『これ私じゃん』と違う意味で衝撃でした」
アニメの名シーンと自分の日常生活を重ね合わせてしまうとは、なんともユニークな視点です。毎日のバケツリレー、本当にお疲れ様でした。
08 パジャマ節約洗濯で家族からクレーム
投稿者:いかぽん(50代・男性)
「洗濯水を節約するためにパジャマは3日に1回しか洗わなかったら子供に『パパから腐った匂いがする』と言われた…」
節水への意識は高いものの、家族の健康と快適さも大切ですね。子供の率直すぎるコメントが痛烈です。
【うっかりミス編】善意が裏目に出た瞬間
09 マイボトル水漏れ事件
投稿者:いかぽん(50代・男性)
「マイボトルを持ち歩こうとしたら鞄の中で漏れてしまって、プレゼン書類がビショビショに。慌ててコンビニで印刷しなおしました…」
これは高頻出の「あるある」ではないでしょうか。びしょ濡れになったカバンの中身を見つめながら、こんなはずじゃなかったと途方に暮れた経験が、エコチャレンジャーのみなさんもきっと一度はあるはず。
10 入浴剤で三姉妹連続怒られ事件
投稿者:次女ちゃん(20代・女性)
「実家ではお風呂の残り湯を洗濯に回していたのですが、それを忘れて入浴剤を入れてお風呂を楽しんでいたら母に『洗濯に使えないじゃん!』と怒られました! 次の日は妹、その次の日は姉が同じことをやらかし3姉妹揃って怒られました〜! 母も3日目に関しては怒るのに疲れて、入浴剤をどこかに隠してしまいました|ω`)」
三姉妹が連続で同じミスをしてしまう様子が目に浮かびます。お母さんが最終的に入浴剤を隠してしまったというオチも秀逸ですね。
【本末転倒編】良かれと思ってやったことが…
11 紙ストローとの仁義なき戦い
投稿者:意識高子(20代・女性)
「『環境にいいから』と意識高く紙ストローを使ってみたけど、アイスコーヒー1/3飲んだあたりでふにゃっ…。終盤はストローごと飲みそうにww」
環境への配慮は素晴らしいのですが、実用性との兼ね合いは難しいものです。紙ストローの進化に期待したいところですね。
12 詰め替えシャンプーで迷子状態
投稿者:詰め替え王子(30代・男性)
「エコだと思ってシャンプーやコンディショナーの詰め替えを買って本体の容器とは違うものに詰め替えていると、今何のメーカーのシャンプーを使っているかわからなくなって次買う時に困る」
詰め替え用商品の利用は確実にエコなのですが、まさかこんな落とし穴があるとは。ラベルを貼るなどの工夫が必要ですね。
ちなみにこのあるあるへの反応の中には、「何をいれてもわからないだろうから、彼氏には高いシャンプーを使っていると思い込ませている」というライフハックも紹介されていました(笑)
13 試される古着愛
投稿者:上下北沢(20代・女性)
「エコだし安いし精神で古着を買うが、結局『これ他の人が着てた服だから〜』『超安かったし〜』という気持ちで大切にせずすぐに汚したりする…」
古着を購入する理由は立派なのに、その後の扱いが雑になってしまうという心理、なんとなく理解できてしまいます。
14 3軍からの華麗?な復活
投稿者:断捨離挫折組(40代・女性)
「手持ちの服を『1軍・2軍・3軍』に分け、3軍は資源回収行きと決めているのに、しれっと2軍に戻ってきて結局中々捨てられない…(やっぱまだ着るかも!と結局戻してしまう病)」
断捨離あるあるの極みですね。一度3軍に格下げした服が、なぜか愛おしく思えてしまう不思議。
完璧じゃなくても、その気持ちが大切
いかがでしたか? どの失敗談にも共通しているのは、環境のことを思う気持ちや節約への意識など、とても前向きで素晴らしい動機があることです。うまくいかなかったり、思わぬ落とし穴にはまってしまったりすることはありますが、それも含めて「エコ生活」の一部なのかもしれません。
大切なのは完璧を目指すことではなく、できることから少しずつ始めること。失敗しても「まあ、いっか」と笑い飛ばして、また次にチャレンジすればいいのです。みんなで試行錯誤しながら、無理のない範囲で環境にやさしい生活を続けていきましょう!
あなたはどの「エコ失敗」タイプ!?決めつけ大診断~!
自分のタイプを見極めて、エコ失敗を未然に防ごう!
※科学的根拠は一切ございません。どうぞ緩い気持ちでお楽しみください。
(この記事の取材・執筆者)

いからしひろき
プロライター、日刊ゲンダイなどでこれまで1,000人以上をインタビュー。各種記事ライティング、ビジネス本の編集協力、ライター目線でのPRコンサルティング、プレスリリース添削&作成も行う。2023年6月にライターズオフィス「きいてかく合同会社」を設立。
きいてかく合同会社: https://www.kiitekaku.com/