広報山中の気になるものリサーチ!「BAKE CHEESE TART リブランディング & BAKE INC.戦略発表会」への潜入レポート

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今回は、なんと!皆様ご存じの、あの有名スイーツブランドの発表会にお邪魔させていただく機会がありましたので、その様子を徹底リポートさせていただきます!「お菓子を進化させる」、そのアプローチとは⁉️
株式会社BAKEのリブランディング & 戦略発表会
今回お邪魔させていただいたのは、チーズタルトで有名な、株式会社BAKEのリブランディング & 戦略発表会。
株式会社BAKEは、2013年に創業したお菓子の製造・販売を手掛けるスイーツメーカーで、日本国内のみならず、海外にも店舗を展開されています。
そんなBAKEさんといえば、味はもちろんのこと、特徴的なのがそのおしゃれなパッケージデザイン!何を隠そう筆者は、季節ごとの新商品をチェックするくらい、BAKEさんの大ファンなのです。当然、今回のこの貴重な機会、興奮を抑えきれないまま発表会の会場へと向かいます。
会場でまず目を惹いたのは、圧倒的にスタイリッシュな“ブランドフォトスポット”。そのモダンな佇まいから、今回のリブランディングの狙いの一端が伝わってくるようです。瞬く間に世界観に引き込まれてしまいました。



会場をキョロキョロ見回りたい気持ちを抑えつつスマートに着席し、その時を待ちます。

「お菓子をもっと美味しく、面白く」
そしていよいよ、発表会がスタート!まずは、代表取締役社長の中野 剛氏より、開会に際してのご挨拶がありました。

株式会社BAKEはこれまで、お菓子を通してしあわせを届けることを使命に活動をしてきました。大切にしているのは、美味しいお菓子をつくることだけではなく、そのお菓子を通じてワクワクする体験を届けること





お菓子をもっとおいしく、面白くするという情熱を持って、お客様に愛されるブランドになるための努力を続けていきます。今回の発表を通じて、BAKEの今後に期待を寄せていただけますと幸いです
そのご挨拶を拍手で見送った会場からは、これから発表される新戦略への期待の高まりが感じられました。
新たに刷新するBAKE INC.のブランド戦略
そして取締役の北村 萌氏より、BAKE INC.の新しい戦略の発表へと続きます。



私たちのMISSIONは、“しあわせに、BAKEる。”
VISIONは、“お菓子を、進化させる。”
を掲げています。





お菓子としての商品の価値だけを提供するのではなく、BAKEのお菓子を買ったことで、明日を頑張る活力や、大切な方とお菓子を囲んで過ごす楽しい時間、相手が喜んでくれる手土産を選ぶ楽しみなど、幸せを感じていただけるようなお菓子をお届けしたいと思っています
発表内容のまとめ-ブランド戦略編
『1ブランド1マテリアル』で拡張型ブランドへ
これまで展開してきた、1つのプロダクトに絞り込む『1ブランド1プロダクト』戦略から、幅広い選択肢を提供できる素材に注⼒した『1ブランド1マテリアル』戦略へとシフト。
プロダクト別詳細
焼きたてカスタードアップルパイ専門店 RINGO




看板商品の焼きたてカスタードアップルパイだけではなく、
RINGOフィナンシェなど、りんごを使用したスイーツを拡張。
焼きたてカスタードアップルパイ専門店 RINGO




看板商品の焼きたてカスタードアップルパイだけではなく、RINGOフィナンシェなど、りんごを使用したスイーツを拡張。
バターサンド専門店 PRESS BUTTER SAND




バターサンドだけではなく、バターサブレなど、多様なラインナップへ。
バターサンド専門店 PRESS BUTTER SAND




バターサンドだけではなく、バターサブレなど、多様なラインナップへ。
多彩なブランドポートフォリオ
オーソドックスなものから個性的なものまで、ユニークな商品を展開してきたBAKE。今後も新ブランドの創造、既存ブランドの拡張を行い、ブランドポートフォリオの拡充を図ります。
ブランドの一例
米菓の新境地『トーキョー煎餅』…2025年1月誕生


架空のパティスリー『しろいし洋菓子店』…2023年10月誕生


ナッツ菓子専門店『caica』…2024年2月誕生


看板ブランド『BAKE CHEESE TART』のリブランディング
BAKE INC.全体の戦略発表に続くのは、執⾏役員/ ブランド戦略統括 ⾺場諭氏より、看板ブランドである『BAKE CHEESE TART』のリブランディングについての発表です。


“チーズタルトの専門店”→“チーズ菓子専門店”へ



創業以来、焼きたてチーズタルト専門店として、『BAKE CHEESE TART』を展開してきました。ブランド誕生から11年目となる第2フェーズでは、焼きたてにこだわったチーズタルトにとどまらず、シーンや気分に合わせてお選びいただける幅広いプロダクトを展開していきます
新コンセプトは
“Cheese Metamorphose 何度でも感動するお菓子へ、チーズをメタモルフォーゼ”



チーズを変形(=Metamorphose)し得る、無限の可能性を秘めた素材として定義。とろとろ、カリカリ、しょっぱさ、甘さ、香ばしさなど、チーズが持つ多彩な表情を引き出しながら、これまでにない感動を生み出していきます




発表内容のまとめ–リブランディング編
❶ ポジショニング
“毎⽇⾷べたいお菓⼦” ではなく、“⽉に1〜2回⾷べたいお菓⼦”としてブランドを展開。糖分を摂取したいなどといった「合理的な欲」ではなく、ここに来れば何かが変わるという「感情的な欲(気持ち)」を満たすブランドとして、”お菓⼦体験” にフォーカス。
❷ 商品
焼き立て・常温・冷蔵/冷凍など、オケージョンに合わせて商品を選択できる、多彩なラインナップを展開。


焼
焼きたてタルト
ミルキーマスカルポーネチーズ
※販売場所:
「BAKE CHEESE TART」全国の店舗
「BAKE the SHOP」全国の店舗


焼
焼きたてタルト
焦がしキャラメルベイクドチーズ
※販売場所:
「BAKE CHEESE TART」全国の店舗
「BAKE the SHOP」全国の店舗


常
ベイク THE クッキー
〈カマンベールチーズ〉
〈ミルキーマスカルポーネチーズ〉
※販売場所:
「BAKE CHEESE TART」全国の店舗
「BAKE the SHOP」全国の店舗


常
ベイク THE スフレケーキ
※販売場所:
「BAKE CHEESE TART」全国の店舗
「BAKE the SHOP」全国の店舗


冷
ベイク THE ケーキ
〈北海道クリームチーズ〉4 号
※販売場所:大阪髙島屋店


凍
フロマージュタルト
※販売場所:オンライン限定
❸ デザイン
カラー
チーズを連想させる黄色のブランドカラーから、ライラックブルー・ミルキーホワイト・シルバーへブランドカラーを刷新!


「自由な発想」を表現した青に、「焼き立てのぬくもり」を感じる赤のニュアンスをかけ合わせたライラックブルー
「チーズのまろやかさ」を連想させるミルキーホワイト
「まだ見ぬチーズの可能性」を表すエッセンスとしてシルバー
ロゴ


とろけだすチーズをモチーフにしたシンボルは、視点によって見え方が変化する錯視デザインを採用。チーズ菓子の可能性をさまざまな角度から自由な発想で探求し続けるブランドの姿勢と、何度でもおいしさの感動や驚きを楽しんでほしいという想いを表現しています。
パッケージ
パッケージにはとろけだすチーズをイメージした曲線をあしらい、チーズ菓子の美味しさに期待が膨らむデザインに。


「今後もチーズ菓子を通じてたくさんの方の気持ちを満たし、心に寄り添う存在でありたい」という言葉で締めくくられた発表会。まさに“リブランディング”を掲げるにふさわしい内容で、BAKEさんの熱意と本気が会場中に伝わってくるものでした。
その想いを受け取るため深く目を閉じ、ゆっくりと目を開いたところで、私は重要なことを思い出しました――今日はお楽しみがもう一つあったことを。そう、新商品の実食です!
ということで、次回はお待ちかねの実食レポート編!
見た目も味も美しい商品の魅力を、存分にお届けしますよ~!🍰😊
(つづく)
【続編記事】


北海道生まれのチーズ菓子専門店「BAKE CHEESE TART」とは
ブランド誕生 11 年目を節目に、チーズタルト専門店という枠を超え、チーズ菓子の専門店へとアップデートした「BAKE CHEESE TART」。
その時々の気分に寄り添った、さまざまなカタチのチーズ菓子を展開いたします。
「Cheese Metamorphose ひと目惚れを、何度でも。」を掲げ、変化し続けるチーズ菓子を通して、心に残る感動体験をお届けいたします。


(この記事の著者)


山中晴奈
株式会社プラザクリエイト・マガプラ編集部員。
広報・社長秘書を兼任。メディア担当、プレスリリース配信も手がける。