広報山中の気になるものリサーチ!江戸時代から愛される「船橋屋」の春限定スイーツ「桜くず餅」を実食レポート

マガプラをご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます!マガプラ編集部員・広報の山中です。
広報山中の気になるものリサーチ、早くも第3弾です!取材させていただく企業さんへの溢れる想いを抑えきれず、どんどん記事が長くなってしまうのが最近の悩み…。ついに「1回には収まりきらない熱量」!とツッコミを受けて、今回は前・後編に分けてお届けします。
前回の『Bar&Restaurant COCONOMA』さんに引き続き、春を先取りできるスポットのご紹介です。この季節だけの限定スイーツで、日本の春を感じるひとときを過ごしてみてくださいね。
「船橋屋 亀戸天神前本店」さん
お邪魔したのは、亀戸駅から徒歩で約10分のところにある「船橋屋 亀戸天神前本店」さんです。

なんとこちら、戦後に建てられた建物がそのまま喫茶ルームとして使用されているんだとか。大切に手入れされてきた様子が随所から感じ取れます。
そんな船橋屋さん、百貨店などでお馴染みなことから、すっかり知ったつもりでいたのですが……。よく考えてみたら、実際に食べたことがない!と気がつき、春限定のスイーツをお目当てに、今回お邪魔させていただいたという訳です。
暖簾をくぐった先の店内はこんな感じ!


落ち着いた和の雰囲気がとっても素敵です…。
人気店ゆえに満席になることも多々あるそうですが、窮屈さは全くなく、下町らしい賑やかさを楽しんでいかれるお客様が多いというのも納得です。
知られざる「くず餅」の秘密
さて、船橋屋さんの看板商品は、和菓子で唯一の発酵食品といわれている「くず餅」。

せっかくの機会ですので、船橋屋の広報さんに「くず餅」の魅力を聞いてみました!

こんにちは。素敵な店内でドキドキします!今日はよろしくお願いします!



いらっしゃいませ。今日はゆっくりされていってくださいね。



ありがとうございます!早速ですが…船橋屋さんの看板商品である、くず餅について教えていただけますか?



くず餅は、小麦粉のでんぷん質を発酵させてつくる、和菓子で唯一の発酵食品です。450日間、乳酸発酵させ、1つ1つ丁寧に蒸し上げることで、もっちりとした弾力を実現しています







その製法は200年間変わる事なく、受け継がれているんですよ



450日間も!?長い時間をかけてつくりあげているんですね。しかも200年間変わらず…!?



気になることがたくさんですが、まず“和菓子で唯一の発酵食品”についてさらに詳しくお伺いしたいです!



船橋屋の発酵製法で培った植物性乳酸菌のことを“くず餅乳酸菌®*”と呼んでいるんです



昔からのお客様から「くず餅を食べるとなぜか調子が良い」というお声をよくいただいており、専門家が調べたところ、この乳酸菌株を発見したんですよ



科学的根拠がしっかりあったということなんですね。
先ほど店頭で拝見したのですが、飲むくず餅乳酸菌も販売されていますよね







ありがとうございます!こちらはお客様のお声から生まれた商品で、無添加、砂糖不使用の乳酸菌飲料なんです



キャッチコピーの通り、優しい味で飲みやすいとご好評いただいています。健康や美容のためにご愛飲いただく方も多いんですよ



健康と美容を両立できる、まさにスーパーフードのような存在ですね!
*くず餅乳酸菌®
植物性ラクトバチルス乳酸菌は、体内で働きをする善玉菌の一種です。身体のコンディションを整え、健康や美容の維持に適していると言われています。(引用元:船橋屋公式サイト)
春の限定商品「桜くず餅」をいただきます
くず餅の魅力を学んだ後は、お待ちかねの実食タイム!
3月3日(月)から春の限定商品を販売されているとのことで、試食させていただきました!


看板商品のくず餅に桜餡と桜葉をのせた、「桜くず餅」です。


運ばれてきた瞬間からふわっと漂う、桜の香り…。
華やかで可愛らしい見た目に、どう足掻いても心が踊るのを止められません。鮮やかな抹茶粉と桜のフリーズドライがそっと添えられていて、日本の美を大切にされている船橋屋さんのこだわりを感じます。
目で十分楽しんだところで、まずは、蜜をかけずにそのままいただきます。


……う〜ん!
しっとり・もちもちとした、くず餅の弾力がクセになる食感です。優しい甘さの桜餡と、ほんのり塩気が効いた桜の葉がアクセントになっていて、他では味わったことのない美味しさ。
勢いそのままに、桜リキュールを隠し味に加えた特製さくら蜜もかけてしまいましょう!




なんと、さらに桜の香りが広がって、上品な味わいを感じられます。五感で味わうとはこのことですね。
春の訪れを象徴する桜を感じられるスイーツを堪能し、一足早くお花見気分を楽しむことができました!ごちそうさまでした!
別格の美しさを見せてくれる春
お邪魔した日が3月初旬だったこともあり、窓際には春の訪れを感じる可憐なお花が飾られていました。


地域のお花屋さんに依頼をし、季節感を意識したお花を飾っているそうです。
このようなお花一つとっても、お客様に「日本のおもてなし」を感じていただけるような工夫をされているんだなあと、船橋屋さんの細やかな気配りが伝わってきました。
お花といえば、船橋屋さんのすぐそばには「亀戸天神社」があって、季節ごとのお花を楽しめるそうなんです。筆者が行ったときは、梅の花が咲き始めた頃で、その美しさの片鱗を覗くことができました。




4月の中旬頃からは藤の花が一斉に咲き始め、こんな風景が広がります。




……ここで皆様、冒頭でご紹介した、船橋屋 亀戸天神前本店さんの外観を思い出してください。
そうなんです!あの軒先にある立派な藤棚、満開の時期にはこんなにも美しい風景になるんだと見せていただきました!


もちろん、毎年多くのお客様でにぎわうそうですよ。これはぜひとも写真に収めたい風景ですね!
各シーズンの限定商品を駆け足でご紹介
船橋屋さんは、季節の移り変わりと共に新商品を販売しているので、季節ごとに足を運んでみるのがおすすめです!品数もとても豊富のため、ここでは四季折々の限定商品をピックアップしてご紹介します。


春
紫芋蜜と紫芋きな粉が鮮やかな
「食べ歩きカップくず餅(藤)」
※2024年は4月上旬から5月上旬に販売


夏
冷たくてもお腹に優しい
「くず餅乳酸菌®入りかき氷」
※2024年は5月中旬〜9月中旬限定で販売


秋
おばけくず餅が可愛い
「ハロウィンあんみつ」
※2024年は10月中旬から下旬まで販売


冬
金箔と黒豆が添えられた
「《丹波・黒豆》御祝くず餅」
※2025年は1月1日(水)~1月5日(日)で販売
というわけで、前編はここまで!後編では、船橋屋さんの大ファン(通称:フナバシスト)になった筆者が、船橋屋さんが多くの方に愛される秘訣を深堀りしていきます。次回もお楽しみに✨


船橋屋 亀戸天神前本店
・住所 | 〒136-0071 東京都江東区亀戸3-2-14 |
・電話 | 03-3681-2784 |
・アクセス | 総武線 亀戸駅から徒歩約10分 総武線・半蔵門線 錦糸町駅から約10分 半蔵門線、押上線、浅草線、東武伊勢崎線 押上駅より徒歩約25分 |
・営業時間 | テイクアウト:9:00~18:00 イートイン:11:00~17:00(L.O.) |
・取扱商品 | くず餅 あんみつ、白玉あんみつ、豆寒天、ところてん 飲むくず餅乳酸菌 和フィナンシェ |
※Uber Eats 利用可能
桜くず餅 詳細
- 販売期間:3/3〜春期限定(なくなり次第終了)
- 販売店舗:船橋屋 亀戸天神前本店(イートイン)
- 販売価格:1100円(税込)
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(取材協力/株式会社 船橋屋様)
(この記事の著者)


山中晴奈
株式会社プラザクリエイト・マガプラ編集部員。
広報・社長秘書を兼任。メディア担当、プレスリリース配信も手がける。