コンビニと何が違う?大切な瞬間が『一生モノ』になる写真屋さんの品質

はじめまして、写真家のこばやしかをるです。
今から約20年前、写真店パレットプラザの本社である株式会社プラザクリエイトにて、商品企画やデザインに携わっていました。そのご縁もあり、このたび「マガプラ」にて写真コンテンツの記事を執筆させていただくことになりました。
この20年間、カメラをはじめ、プリント・印刷の変化など、写真関連の事業は大きな変化を遂げました。
写真を始めたばかりの皆さんや、スマホネイティブ世代、普段はあまり写真に興味がないよ。という皆さんにも役立つような記事、ちょっとマニアックな情報(⁈)まで、ここ「マガプラ」で楽しくお伝えできればと思っています。
大切な瞬間が『一生モノ』になる写真屋さんのプリント品質
記事を執筆するにあたり、年齢性別制限なし・無作為に写真に興味のある方、スマートフォンで写真を撮影する方を対象に「日頃よく撮影する被写体」、「写真プリントの習慣」についてアンケートを実施し、200名の方に回答をいただきました。

スマートフォンが普及し、誰もが手軽に写真を撮れるようになった一方で、実は写真をプリントして残す習慣が「ほとんどない」「全くない」という方が半数以上を占めています 。
「コンビニでいいや」と思っていませんか?写真プリント仕上がりの違い
スマートフォンの中に保存されている写真をプリントする際、コンビニ ・プリンター・ 写真店どこでプリントされていますか?
「え、プリントの種類っていくつもあるの?!」とあらためて知る方もいますよね。
写真をプリントする場合には、「いつ・どんな風に写真を使うのか」、ライフスタイルやプリントの活用シーンによって仕上がりを使い分けるのがポイントです。
プリント方法の違いと、仕上がりの違いや特長を知っておきましょう。
コンビニ
「その場で今すぐ欲しい!」という時に非常に便利です。
お店のマルチコピー機で印刷します。
トナーを紙に吹き付ける、または熱転写する方式です。
発色はよいですが、時間が経つと色あせやすいといった傾向にあり、長期保存にはやや不向きな側面もあります。

自宅プリンター
「手作りカードに貼る・手作りを楽しむ」など、アルバム作りやスクラップブッキングなど、工作感覚でたくさん自由に使いたいときに便利。
インクを紙に吹き付けて印刷する方式で、用紙の種類も豊富で、写真の雰囲気に合わせた紙選びも楽しめます。
アイロンプリントができる布があるなどもあり、バリエーション豊か。
ただし、染料インクを使うプリンターの場合(家庭用複合機など)、水に濡れると滲んでしまったり、飾っておくと数年で色が抜けて青白くなってしまったりすることがあるので注意が必要です。

写真店
「大切な写真を長期間残したい」そんな時は写真店の銀塩(ぎんえん)プリント、いわゆる「お店プリント」がおすすめです。
光を当てることで写真専用の紙(印画紙)に「像」を焼き付け、さらに薬品に反応させて発色させる写真本来のプリント方法です。
家族旅行、子供の誕生日、実家の両親や友だちへのプレゼントなど、ずっと残しておきたいときに適しています。
皆さんのアルバムの中にある写真は、きっと銀塩プリントですよ。

どのプリント方法も1枚からプリントできる気軽さが魅力です。
お気に入り写真をぜひプリントしてみてください。
気になる“コスパ” と写真品質
実は、1枚のプリント代だけを見ると大きな金額差はありません。
先に述べたように、どんなシーンで写真を使うのか、下の表を参考に、画質や保存性などの違いを理解してプリントを楽しみましょう。
| 比較ポイント | コンビニ | 自宅(インクジェット) | 写真店 |
| プリント方式 | 昇華型熱転写/レーザー(トナー) | インクジェット | 銀塩(ぎんえん)プリント |
| 画質・仕上がり | 普通/手軽さ重視 | プリンターと紙の相性、性能に左右されがち | 高品質/奥行きのある仕上がり |
| 保存性(寿命) | 数年〜(環境による) | 使用するインク・紙でバラツキあり | かなり高い(50年〜100年) |
| Lサイズ(127x89mm)1枚あたりのコスト | 1枚約40円〜80円(カラー・白黒、サイズ等で異なる) | インク+用紙代で1枚40円〜(本体代、消耗品代別、サイズ等で異なる) | 1枚 50〜80円程度~ (サイズ等で異なる) |
| 色の調整 | 機械任せ/失敗も多い | 自分で調整が必要(手間) | 最適に自動補正 |
| 手間・スピード | 店に行き、その場で印刷 | 家でいつでも 紙やインクの目詰まり等のメンテあり | アプリで注文、店で受取 店頭で相談も可能 |
| 最大の特徴 | 「今すぐ」1枚欲しい時に | 「今日中に」家で出したい時やクラフト系の創作などに | 「一生残したい」大切な写真に |
写真店では、店頭だけのプリントメニューなどもあり、操作が不安なときにも、スタッフによる説明が受けられるなどのメリットがあります。
安心できる環境での操作は、コストだけでは測ることができない一面といえますね。
“タイパ”重視なら アプリ注文でストレスフリーに
「お店に行く=時間がかかる」と思っていませんか?
パレットプラザでは、専用アプリ「店プリ」を使うことで、家で選んでお店で受け取るだけというメリットがあります。
もう、お店の端末機の前で「どの写真にしようかな…」と悩む必要はありません 。
事前にプリントしたい写真を選んで登録しておき、お店で受け取るだけです。

パレットプラザ『店プリ』アプリ
https://www.80210.com/print-shop.html#link09


パレットプラザの店舗は、駅前やショッピングモールの中など、生活に密着した立地のお店が多く、アクセスしやすいのがメリットです。アプリ内から近くの店舗を検索することも可能です。
注文は寝る前や休憩時間にスマホで済ませ、受け取りは買い物のついでや会社帰りに最短15分(※)で完了!
そんな便利な方法をぜひ活用してみてくださいね。
※店舗の受付状況によりますので、ご注文時にご確認ください。
大切な瞬間が消えないよう、リスク回避も忘れずに
皆さんは写真データが消えるリスクへの対策ができていますか?
スマホの紛失や故障は突然やってきます。
機種変更のタイミングで慌ててデータ整理をしようとする方も少なくありません。
クラウドの容量不足で消えてしまうリスクもあります。
そんなドキドキする経験、一度はありますよね。

そんなリスクを知りながらも「プリントしていない…」ということも。
家族の大切な成長記録や、一生に一度の旅行写真、仕事での覚書代わりのメモなど、消えた時のショックは大きいですし、「しまった場所がわからない」ということもよく聞く話です。
アンケートの結果を見ても、皆さんが大切に保存している写真は、家族との日常や旅の思い出がほとんどのようです 。
やはり、一番確実なバックアップは、「プリントして手元に置くこと」。
プリントは、単なる印刷以上に、「記憶や記録を大切に扱う体験」そのものであり、安心感が得られるものです。
また、データを失ったとしても、プリントからデータを作ることは可能なのです。
家族の成長記録や、旅行の写真、おいしい記録。どれもスマホやパソコンの中に閉じ込めておくにはもったいないですし、プリントしてテーブルに置くだけで、家族や友人との会話が自然と生まれます。
旧知の仲間で集まったときに、昔の写真を見ては思い出話に花が咲き大盛り上がり。なんていうこともありますね。
「写真プリントをプレゼントしたら喜ばれた」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

昨今、物を持たない時代といわれていますが、1枚の写真が生み出す楽しい時間の共有、人とつながる大切な瞬間。
そして、望んでも再び手に入れることのできない記憶を、手に取れるカタチにしてみませんか?
めまぐるしい速さでデジタル技術が変化していくこの時代、AIが進化する過程の今こそ、「一生モノ」になる写真の価値が再び注目されている気がします。
そして、スマホやハードディスクの中に眠っている宝物を素敵なカタチで残せるよう、少しずつ習慣化できるといいですね。
この機会に、ぜひお店プリントで体験してみてください。
次回は、「挫折しないための写真整理術」をお伝えしたいと思います。
(おわり)
※記事に記載の店舗、アプリを含むサービス内容などは予告なく変更することがあります。本記事に記載の内容は取材時の内容です。
(この記事の執筆者)

こばやしかをる
写真家/PhotoPlus+主宰 /日本作例写真家協会(JSPA)会員
カメラ雑誌・WEB等に寄稿、撮影・プリント指導を行う他、展示・イベント、デザイン制作・企画、ディレクション、コンテスト審査員まで写真に関する幅広い活躍の場を持つ。 株式会社プラザクリエイトでは、商品企画・デザインを担当していた経験もあり。
(編集)

西岡明子
株式会社プラザクリエイト/現在はつくるんですマーケティングGマネージャーを兼任。フォロワー数1.6万のつくるんです公式Xを2025年10月まで担当。入社20年超えの長い社歴を生かした目線でマガプラを盛り上げるべく2025年10月よりマガプラ編集部に参加、3代目編集長となる。













