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【社内部活紹介シリーズ】アフターファイブに大人の青春を満喫!?くたくた疲れが明日へのチャージに!ボルダリング部の活動を潜入レポ

目次

社員からの呼びかけがきっかけで、公認制度として2025年4月にスタートを迎えた「倶楽部クリエイト」。部署の垣根を超えて、社員同士の交流や健康促進を目的としたプラザクリエイトの社内部活制度です。マジック・子育て情報交流・つり・マネ活など、プラザクリエイト社員の個性が垣間見える部活が次々誕生しています。

そこでこの【社内部活紹介シリーズ】では、各部の活動の様子をゆる~くご紹介!第一回は、ライターさんにボルダリング部の活動に潜入・密着していただきました!
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社内部活は部署を越えた交流の場

夕暮れの都内。高層ビルのオフィスから次々と人が出てくる時間帯に、カラフルな壁と握り心地の良さそうなホールドが並ぶボルダリングジムに足を踏み入れた。平日の19時30分、この日はプラザクリエイト社のボルダリング部の活動日だ。

都内のボルダリング施設。一般の人も含め賑わっていた

ジムの中に入ると、他の一般の利用者たちに混じって、数人のボルダリング部員たちが体を温めている。カラフルな壁を見上げながら、どのルートを登るか相談し合う姿が印象的だ。今年4月に発足したこの部活動には現在10名の社員が所属。活動中の関東支部に加えて、関西支部の立ち上げメンバーを募集するなど人気を集めているそうだ。

といいつつも、参加者数だけ見れば、今日集まれたのは3名のみ。やはり忙しいなか時間を取るのはそう簡単ではないらしい。

しかし3名にそれを気にするそぶりは一切見られない。「参加できる人が参加できるタイミングで」活動を続けることが、趣旨であり意義なのだという。

秋場

仕事だけでなく、こういった部活動で社員同士のつながりを深めることが大切だと考えています

と語るのは、ボルダリング部部長の秋場さん。

普段はコンシューマー営業部門の人材開発室で働く彼女は、研修やキャリアパス面談を担当する中で、会社のパフォーマンス向上には社員間のコミュニケーションが重要だと日頃から感じていたという。

ボルダリング部の魅力は、普段接点のない社員同士が、一緒に汗を流しながら自然に交流を深められること。なるほど、壁に向かって次々とチャレンジする3名の姿からは、真剣さと楽しさ、そしてチーム感が伝わってくる。

天羽

ここに来なければ、話す機会のなかった方々と知り合えました

そう話すのは、同じくコンシューマー営業部門・リスク管理室の天羽さん。彼は普段、コンプライアンスやハラスメント対応を担当する、いわば「会社の番人」的な存在だ。

天羽

僕の仕事は『何もないこと』が成功という、なかなかやりがいを感じにくい面があります。でもここでは違う形の達成感を味わえるんです

この発言に、法人営業グループでカードプリンターのサポートを担当する雨宮さんも頷く。

雨宮

営業の仕事は常にプレッシャーとの戦いですが、ここでは純粋に自分との対決ができます。力だけでなく頭を使うところがボルダリングの面白さですね

壁の前では、役職や部署は関係ない。登れるか登れないかだけが問われる。そんなフラットな関係性が、日常の仕事では見られない一面を引き出しているようだ。


話を終えた後、登りやすそうなルートを見つけた3名は、順番にチャレンジを始めた。

「ここを持って、右足はこの位置!」

「もう少し体を左に!」

と互いにアドバイスを送り合う光景は、まさにチームワークの醍醐味だ。

指導者はおらず、皆で教え合うスタイル

成長を身をもって実感できる喜び

ボルダリングの魅力のひとつは、自分の成長を実感できることだ。初心者から始めて、少しずつレベルアップしていく過程は、ビジネスにおける成長曲線にも似ている。

最初8級から始めた秋場さんは、今では7級をクリアするまでになったという。

秋場

最初は全然できなかったのに、繰り返し挑戦することで少しずつできるようになっていくのが楽しくて。仕事の成長となるとなかなか実感しにくいですが、ここでは明確に成長を感じられる。小さな成功体験の積み重ねが、自分に自信を持たせてくれるんです!

と目を輝かせ語る。

初めてでも数ヶ月でここまで登れるように!思わず拍手を送る仲間たち

ジムの壁に設定された色とりどりのルートによって、それぞれ難易度が異なる。初級者向けのものから上級者向けのルートまで、自分のレベルに合わせて挑戦できるのだ。

「見た目より難しいんですよ」と天羽さんは笑う。

天羽

簡単に見えるんだけど、実際にやると全然違う。これって仕事でも同じですよね。簡単そうに見えることも、実際にやると想像以上に難しいことがある。でも戦略を立てて、どうやって登るかをシミュレーションしてからやれば、案外クリアできたりするんです

登る前の戦略が重要

今回の参加者の中で一番の実力者と思しき雨宮さんが、壁の中腹で一瞬バランスを崩す。見ているこちらもヒヤッとしたが、咄嗟に体勢を立て直し、見事頂上までたどり着いた。「やった!」と声を上げる彼の表情は、まるで大型案件を受注したかのような達成感をたたえている。周囲からも拍手が沸き起こった。

雨宮

この達成感が病みつきになるんです

と雨宮さんは満面の笑みを浮かべる。

ガッツポーズを決める余裕を見せる雨宮さん

疲れ果てることが明日への活力に

活動を始めてわずか1ヶ月余りとは思えない団結力を感じさせるボルダリング部。活動は今後もさらに発展していく予定だという。

秋場

プラザクリエイトは全国に拠点がありますので、それぞれの地域でも同じような活動ができればと思っています。部員は随時募集中です!入部が目当ての入社希望の方、大歓迎!(笑)

と意欲に燃える秋場さんは、きっと数か月後には部員たちの手本となる登りっぷりを見せてくれることだろう。

活動終了後は、近くの飲食店での打ち上げも楽しみだという。大人の部活動ならではの楽しみ方だ。もちろんこちらも、参加は自由。

雨宮

仕事の悩みも、ここでリフレッシュできます。忙しい時ほどこういった活動を大切にすることで、活力をもらえますね

と語る雨宮さんの表情は、満足感に溢れていた。

プラザクリエイトのボルダリング部の活動からは、仕事への向き合い方や、社員同士のつながりの大切さが伝わってくる。ボルダリングの壁と同じように、ビジネスの壁も一歩一歩、仲間と共に乗り越えていく——そんな企業文化を育む場として、この部活動は今後も発展していきそうだ。

(終わり)

PHOTO GALLERY
達成感がたまらない!
たまには上手くいかないことも
でもとても楽しそうだ
腕がパンパンだと笑い合う
クタクタになった後のビールがご褒美?

取材協力:Urban Base Camp 新橋

(この特集の取材・執筆・撮影)

いからしひろき

プロライター、日刊ゲンダイなどでこれまで1,000人以上をインタビュー。各種記事ライティング、ビジネス本の編集協力、ライター目線でのPRコンサルティング、プレスリリース添削&作成も行う。2023年6月にライターズオフィス「きいてかく合同会社」を設立。

きいてかく合同会社: https://www.kiitekaku.com/

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