社長とガチトーク!【第一回】 〜社長、給与20%アップさせるってマジで出来るんですか〜

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目次

プラザクリエイト代表取締役社長・新谷隼人に、社内ではなかなか聞けない質問をしてみたい!と思い、連載形式でお送りする企画を立ち上げました。

聞き辛い話も、みんなからの質問だ、と思えば怖くない! みなさんの代わりに、マガプラ編集部が聞いていきます。社長にどんどん踏み込んだ質問をしていきましょう。
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「全社員給与20%アップさせる」という目標

第一回の質問は、社長が掲げていた「全社員給与20%アップさせる」という目標について。一番気になるところです、それは本当に実現できるんでしょうか?

津布久

新谷さん、プラザクリエイトの社員全員の給与を20%アップさせるって、目標に掲げているみたいですけどそうなんですか?

新谷

うん、はい。そのつもりです。

津布久

なんでそう思ったんですか?

新谷

いや、社員の給与を上げられない社長ってダメだなって思って。ダメじゃない?

津布久

ダメっていうか、上がったらうれしいですよね。

新谷

自分が社長になる前から思ってたんだけど、なんで給料上がんないの?って。なんで上がんないのかと言えば、会社が儲かっていないから。

新谷

つまり、会社全体が儲かれば自然に給与は上がると思っていて、社長になったからにはそれをやろうって思いました。実際になってみると、その難しさにも気づいたんだけど。

実は、賞与とか渡す時って、うれしいんだよ

新谷

さっき、上がったらうれしいって言ってたけど、それはお金がもらえること自体のうれしさもあるけど、誰かに、会社に自分の仕事を認めて評価してもらえたっていううれしさもあるよね。そういうモチベーションアップもあるからぜひやっていきたい。

津布久

そのためにも、会社全体が儲けなきゃダメですよね。

新谷

それはもちろん。会社の業績傾けて給与上げても続かないから。でも給与を上げてモチベーションがアップして、さらに業績も伸びるっていう好循環を実現したい。それを考えてみたときに、実施できるんじゃないかと見通しを立ててるのが20%アップの状態。

津布久

なるほど。社員にお金を還元したいって気持ちもあるんですか?

新谷

実は、賞与とか渡す時って、うれしいんだよ。自分が社員の頃は賞与なんか貰えて当然だろ、って思っていたけど、社長になるとそれだけ社員に還元できる利益を出せたって意味だから、自分の仕事が上手くいった証みたいでうれしい。そのために頑張りたいかな。

一律ではなく正当な20%アップを、2030年達成目標に

津布久

目指すところは、社員全員一律で20%アップ?

新谷

いや、一律ではない。

新谷

会社の給与支払いの総金額を20%アップしたい、って感じかな。頑張っている人に対してはもっと評価してあげていきたいし、そうでない人が何もしないで待っていても上がる、なんてシステムにはしない。

新谷

ただ、仕事に対して正当な評価をして給与を払うっていう、当たり前のことにかかる金額を上げていきたい。そのために、評価基準を明確に定め直す必要があるからまずはそこを動いているんだけど。

津布久

給与20%アップって、言葉としてはかなりインパクトあるじゃないですか。でも、20%上げるってなると単純計算すると、会社全体の利益も20%上げるってことですよね。それって可能なんですか?

新谷

実際には簡単に利益だけの計算じゃないけど、まあそうだね。現在、会社が払うコストの中で人件費が占めている割合がざっくりと30%くらい。その割合が上がっても払える状態にするので、売り上げ目標もそこから算出していく。

津布久

だいたい、いつくらいまでに達成できると踏んでいますか?

新谷

2030年までには達成できると思っている。いきなり20%上がるとはならないけど、だんだんとベースアップをしていって、5年後、6年後にはそれくらい全体で上がっているかな。

社員にできること、社長にできること

津布久

それを達成するために、社員は何をすればいいと思っています?

新谷

目の前の仕事を改善する、というのは当然大事なんだけど、それだけでは20%アップは難しいと思っていて。やってほしいのは、今の自分より一つ上のレイヤーの仕事を意識するってこと。モバイルショップの社員は自分が店長だったらどう動かすか考えて、店長はグループリーダーだったらどう動かすか考えてと。

津布久

ふむふむ。

新谷

それは難しいことじゃなくて、たとえば上に出す報告一つとっても、自分が店長だったらこれを聞いた時どういった形ならわかりやすいのか、状況と対応策が考えやすくなっているのか、を意識してやってみるとか。そうするだけでも、全体の意思決定のスピードが上がるので、業務効率は上がっていくし自身の想像力も鍛えられて、問題解決能力も上がるはず。また、仕事に対する客観的な視点からの納得感も持ちやすくなると思う。

津布久

そうですね。

新谷

その人が実際に一つ上のレイヤーに上がった際に、またそのやり方を下の人に伝えることでどんどん効率も良くなるよね。小さいことだけど、こういう意識を持ってほしい。

津布久

確かに!

新谷

また、チームがいるということを当たり前にしないで、周りに感謝してもらいたい。これは実は意外と難しくて、俺がこの仕事をやっている!という意識になりがちなんだけど、1人が生み出す業績よりも、明らかにチームで取り組む業績の方が上がりやすいんだよ。その自覚を持ってそれぞれがチーム化して協力しあっていくと、どんどん結果は上がると思ってます。

津布久

今より一つ高く、視座を持つってことですね。逆に、新谷さん自身は社長として、何をすべきだと思ってます?

新谷

社長ができることは、実はあんまり多くないんだけど。何かを新しくスタートする、というよりは、社員に対してできるのは環境を変える、機会を与えるということだと思う。適材適所に人員を配置して、全体への投資を継続してやっていく、ということかな。今いる人の仕事の機会を増やすこと、新しいポジションを渡すこと、教育をすること、待遇を改善することに尽きるのかな、と思っている。必要なら、新しい人材も登用するし、そうやって事業を回していくって形かな。当たり前のことだけど、それくらいかな。

津布久

ありがとうございます! 2030年にそうなれるよう、みんなで努力していきたいっすね。


以上、第一回の社長とガチトークでした! 今回のように、どんな質問でも果敢にぶつけていきたいと思っています。

社内の人はもちろん、読んでくださってる皆さまの気になる質問も大募集! よければ質問を送ってくださいね、内容によっては聞けませんが頑張ります!

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